巨人ドラ4・門脇が仮契約　二人三脚の父に感謝のプレゼント誓う「車を買ってあげたい」

東京ドームを背にポーズを決める巨人ドラフト4位の創価大・門脇
Photo By スポニチ

　二人三脚で歩んできた父に感謝のプレゼントだ。巨人ドラフト4位指名の創価大・門脇が都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金5000万円、年俸840万円で仮契約。創価高時代には仕事を辞めて奈良から東京に引っ越し、サポートしてくれていた寿光さん（50）に「車を買ってあげたい」と誓った。

　大学1年春から4年間、全試合フルイニング出場を続けた自身と同様、父の愛車の軽自動車も「鉄人」だった。「小学2年生くらいからずっと乗っている」と門脇。走行距離は29万キロに達し「“いらねえよ”と言われましたけど、そろそろ壊れるよと。父は小さい車が好きなので似たような車になると思う」と笑顔を見せた。

　「1軍で全試合出場を何年も続けるというのが最大の恩返しになる」。その車で、また何度も通ってもらい、活躍を見せる。（小野寺　大）