大暴れの巨人4番・中田翔と一問一答「久々に4番という打順を打ったなとは思いながら試合は出てました」

[ 2022年3月16日 21:57 ]

オープン戦   巨人4―0中日 ( 2022年3月16日    バンテリンD )

<中・巨 OP>6回1死二、三塁、中田は左越え3ランホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 打撃好調の巨人・中田翔内野手(32)が開幕カードである中日戦(バンテリンD)で4回の先制適時打に続き、6回には3号3ラン。チームの全4得点を叩き出し、上半身の違和感により2試合連続欠場となった主砲・岡本和真内野手(25)の穴を埋めた。

 中田との一問一答は以下の通り。

 ――3ランを振り返って

 「真っすぐがね、(スピード)ガン以上に来てるというデータが出ていたんで、しっかりとその真っすぐにさされないように、早めにタイミング取って、しっかり振ることを心がけて打席に立ちました」

 ――残り少なくなってきた中で、試合に対してはどういう意識で臨んだ

 「いや、もう本当に今までと違ってすごく今年は打席に立てているので、しっかりとした準備を持って打席に立てていると思いますし、まぁ、打席の中でいい意味で色々なことをね、考えながらしっかりと1球1球に対応出来ていると思うんで、すごくいい感じだと思います」

 ――好調の要因は

 「やっぱり打席の中で考えるということはすごく大切なことだと思うんですけど、余計なことを考えずに打席の中で必要最低限のことをしっかりと。もちろん配球面もそうですし、キャッチャーの性格だったり癖だったり、そういうものをしっかりと考えた上で今打席に立てているので。まぁ、その中で狙い球をね、しっかり仕留められるかどうかというのは、もちろん技術面も左右してくるものだと思うんですけど、でも打席の中でしっかり配球面も考えながら、いい意味で余裕ができていると思いますし、その中でまた食らいついていくという気持ちももちろん持ってますし、それが今たまたまこうやって良い結果につながってくれているのかなと思います」

 ――開幕に向けて

 「本当にもう今、試合というのは開幕も同然というぐらいのね、力量で皆やっていると思いますし、このままの流れで、変に気負いすることなくね、スムーズに入っていけたらいいなと思います」

 ――本塁打は打った瞬間という感じだったが、感触は

 「そうですね、打った瞬間…まぁ、手応えはありましたけどね」

 ――ジャイアンツの4番。昨日、岡本和が欠場し、誰にどのタイミングで言われたのか

 「その日だったと思いますけど、試合前の。はい、その日」

 ――何か思ったことは

 「特にないですけど、うーん、今は和真もね、休みというか、ちょっと外れている代わりの打順なので、まぁ、特に思うことはないですけど、個人的にはね、久々に4番という打順を打ったなとは思いながら試合は出てましたけどね」

 ――9日後に開幕。気持ちの高まりは

 「うーん、まぁ、でも特に変わることはないと思ってますし、正直今日開幕でもおかしくないぐらいの緊張感の中でやっているので、うん、まぁ、先発にしても対戦するピッチャーですからね、特にオープン戦だからとか、まだ開幕が先だからという感覚は全くないです」

 ――打撃に関しても、いつでも開幕に入っていけるぐらいの状態か

 「そうですね、守備も本当に長いイニングを守れていると思いますし、バッティングの方も色々打席の中で考えることができているので、うん。何も変わらずこのまま開幕入っていけたらいいなと思います」

 ――先日ノートの話があったが

 「今年からです。オープン戦からずっと取っているのは初めてです。誰かからというのではなく、ジャイアンツは若い子はたぶんみんなやっていると思いますし、そのなかで自分もちょっとそういう、パ・リーグだったら正直、対戦しているピッチャーも多いし、なんとなく頭の中にイメージも入っているので正直書かないですけど、初めてやるピッチャーももちろんいるし、何を投げてくるか。スライダーによっても自分が頭の中でイメージしているスライダーと、実際打席に立ってみるスライダーは違いますから。そういうのを書いたりしています、今は」

 ――セ・リーグ相手のときにベンチで書いているのか

 「そうですね。試合中に打席に立ってみて、スライダーこうだった、ああだったとか。真っすぐはそれこそ(スピード)ガンは140(キロ)そこそこだけど、もっと速さを感じたとか、力強さを感じたとか、自分の中で思ったことは素直に書いてますけど」

 ――なかなか勝ちに結びつかないことで思うことはあるのか

 「それに関しては、周りがどうより、選手が一番悔しい思いをしていますから。みんないろいろ、先輩方もそうですし、中堅、僕ら含めて下の子たちもみんな毎試合悔しい思いをして、また次という形で取り組んでいるので、それは僕たちもいろいろ考えていければいいんじゃないかと思います」

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