巨人・堀田「真っすぐで三振を取れて0点で抑えることが出来たのは自信になった」開幕ローテ“当確”

[ 2022年3月16日 21:42 ]

オープン戦   巨人4―0中日 ( 2022年3月16日    バンテリンD )

<中・巨>力投する先発の堀田(撮影・河野 光希)
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 巨人の3年目右腕・堀田賢慎投手(20)が開幕戦(25日、東京D)の相手でもある中日戦(バンテリンD)でオープン戦2度目の先発登板。5回3安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りが決定的となった。

 試合後の堀田との一問一答は以下の通り。

 ――今日を振り返って

 「自分でも5回はプロに入って初めてだったので、5イニングしっかりと投げ終えられたことが良かったかなと思います」

 ――収穫は

 「今日はカーブをテーマにして試合に入ったんですけど、空振りもカウントも取れた球もあったので、そこはすごい自分の中でも今後使っていけたら楽に試合を進めていける球になるのかなと思うので、あとは真っすぐでも押せるときは押せていけたので、そこもよかったかなと思います」

 ――5回投げて開幕後へのイメージはつかめた?

 「今日は4イニング目で桑田コーチから『いけるか?』と聞かれて、自分でも『いけます』と答えて、なんとか投げ切れたことは次の試合にもつながるのかなと思います」

 ――次への意気込み

 「次の登板はまだ分からないんですけど、そこに向けて球数であったり、そういうのをしっかりとコントロールしながら、しっかり結果を出せるように調整していきたいと思います」

 ――カーブをテーマ。手応えは

 「空振りだったり、ストライクを取れたりっていうのは投げていく、今日実戦で試したいって言っていたんですけど、実戦でも練習通り、ピッチングをやっていた通りに投げられたので、あとは決めにいくときにちょっと引っかかったりっていうのはあったんですけど、そこは桑田コーチから『今後の課題にしていこう』と言われたので、まずはそこのカウント球や空振りを取れたっていうのは、今日は一つ収穫かなと思います」

 ――桑田コーチから他に言われたことは

 「今日5イニング投げて先頭バッターをしっかりと斬るっていうのを前々から言われていて。自分の中でもそこを意識しながら、今日全てのイニングで先頭バッターを斬ることができたので、そこは一つ、0に抑えられた要因でもあると思うので、これからもそこは意識しながらやっていきたいと思います」

 ――長いイニング投げることは事前に言われていたか

 「球数は70球と言われていた。何イニング投げるかは分からなかったですけど、投球テンポも良く投げられてので、結果5イニング投げられたのかなと思います」

 ――イニングは決まっていなかったのか

 「決まっていなかったです。球数だけでした」

 ――今季一番球数もイニングも投げた

 「今日しっかり5イニング投げることが出来て、自信にしていけると思う。この後の回復具合だったり、肘の状態というのはしっかり自分の中で確認しながら次の登板に向けて調整していきたい」

 ――支配下復帰後初登板、気持ちの中で変化は

 「0点で抑えることだけを考えて投げていたので、背番号が変わって特別な思いとかはなかったです」

 ――5回はピンチだった。力が入ったか

 「そうですね。抑えにいって、打たれても悔いがない球で抑えようと思って真っすぐで行きました」

 ――公式戦と変わらずに

 「バッターの反応を見ていきながらになると思うんですけど、今日は自分も真っすぐに手ごたえがあったので、まっすぐのサインも出て、それでいこうと思いました」

 ――自信にもなったか

 「そうですね、5イニング目でもあったので。そこで打たれて失点するのと0点に抑えるのではかなり違ってくると思ったので。真っすぐで三振を取れて0点で抑えることが出来たのは自信になったかなと思います」

 ――マウンドに集まった時は

 「2アウトだったので、ここで一つ踏ん張ろうと声をかけてもらったので。自分も思い切っていきました」

 ――長いイニングを投げるにあたり、先発としての心構えなど誰かに聞いたりしたか

 「桑田コーチからは先頭バッターのことであったり、カーブのことを言われてきて、ピッチングなどここまで調整してきたので。少しずつですけど、意識してやってきた部分が成果として出てきているのかなと思います」

 ――同学年の石川昂と対戦

 「特に意識せず、自分の球をしっかり投げていこうと思っていた。試合中も気にならなかったですし、自分の球を投げれたのかなと思います」

 青森山田から2019年ドラフト1位で入団した堀田は1年目の20年に右肘手術を受けた関係で育成選手となったが、3年目の今季はキャンプで初の1軍スタート。今月11日に鍬原拓也投手(25)、増田陸内野手(21)とともに支配下選手契約を締結した。オープン戦初登板初先発となった2日の西武戦(東京D)では3回1安打無失点、9日のソフトバンク戦(ペイペイD)では3番手として2回1安打無失点。これでオープン戦の成績は3試合で10回を投げ、5安打無失点となっている。

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2022年3月16日のニュース