誠也争奪戦佳境 パドレス最有力もカブスが最終攻勢 合意報道については否定

[ 2022年3月16日 02:30 ]

鈴木誠也
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 ポスティングシステムを利用して広島からパドレスへの移籍が最有力となっている鈴木誠也外野手(27)に対し、ライバル球団が最終攻勢に臨んでいると14日(日本時間15日)、複数の米メディアが伝えた。

 スポーツサイト「ジ・アスレチック」でカブスを担当するサハデブ・シャーマ記者は「カ軍は今夜にセイヤ・スズキと彼の代理人と会う。チームには穴が多く27歳の彼がフィットする。短期的にも長期的にも」などとツイート。獲得を熱望して交渉に臨んでいることを伝えた。また、ロサンゼルス・タイムズのディラン・ヘルナンデス記者は「まだ決断しておらず、6、7球団が候補に残っている」とツイートした。

 鈴木誠自身は、既にパ軍入りに合意したとの一部報道を自身のインスタグラムで否定。英語で投稿し「決意を固めたと報じられていますが、真実ではありません」とつづった。

 一方で、争奪戦への参戦が伝えられていたマリナーズは、レッズとのトレードで通算193本塁打の三塁手スアレス、昨季24本塁打の外野手ウインカーを獲得。強打が持ち味の2人を獲得したことで、鈴木誠からは撤退したもようだ。

 10日にロックアウトが解除されて以来、移籍市場の動きは一気に活発化。鈴木誠を巡る動きも大詰めを迎えている。

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