巨人 4番・中田翔が先制打&3号3ラン、4打点と大暴れ G打線の2得点以下は8試合連続でストップ

[ 2022年3月16日 19:41 ]

オープン戦   巨人―中日 ( 2022年3月16日    バンテリンD )

<中・巨 OP>6回1死二、三塁、中田は左越え3ランホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 打撃好調の巨人・中田翔内野手(32)が開幕カードである中日戦(バンテリンD)で4回の先制適時打に続き、6回には3号3ランを放ち、岡本和不在の打線をけん引した。

 上半身の違和感でスタメンを外れた岡本和真内野手(25)に代わって2試合連続で「4番・一塁」として先発出場。まずは0―0で迎えた4回、1死から死球で出塁した吉川が暴投で進塁した1死二塁の場面で相手先発左腕・松葉が2ボール1ストライクから投じた4球目、真ん中付近の147キロ直球を中前にはじき返して先制点を奪うと、真骨頂は6回だった。

 この回からマウンドが先発左腕・松葉から2番手右腕・藤嶋に代わり、若林、坂本の連打で無死一、二塁。吉川が犠打を決めて1死二、三塁となってから打席に入った中田は1球目をファウルした後の2球目、内角低め直球を左翼スタンドに放り込んだ。

 本塁打は12日のオリックス戦(京セラD)以来3試合ぶりで、4番に座ってからは初。4打点を叩き出した中田はこれで“お役御免”となって6回の守備からベンチに下がり、この日の打撃成績は3打数2安打4打点だった。

 巨人は現在7連敗中(1分け挟む)で、前日15日にオープン戦負け越しが決定。打線は8試合連続2得点以下が続いていたが、中田の4打点で不名誉な記録も途切れることとなった。

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