巨人・堀田、開幕ローテ入りへ大きなアピール! MAX151キロで竜打線を5回零封 OP戦3試合無失点

[ 2022年3月16日 19:33 ]

オープン戦   巨人―中日 ( 2022年3月16日    バンテリンD )

<中・巨>力投する先発の堀田(撮影・河野 光希)
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 巨人の3年目右腕・堀田賢慎投手(20)が開幕戦(25日、東京D)の相手でもある中日戦(バンテリンD)でオープン戦2度目の先発登板。5回3安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りへ大きく前進した。

 初回は前日3安打の岡林、大島、前日初回満塁弾の木下と打ち取り、3者凡退スタート。2回は1死から内角高めの147キロ直球を高橋周に右前打されたが後続を抑えた。3回は京田、松葉の下位打線をともにチェンジアップで2者連続三振に仕留めた後、岡林は内角低めへの151キロ直球で二ゴロに打ち取って序盤を無失点で立ち上がった。

 その後もスコアボードにゼロを並べ続け、1―0で迎えた5回には1死から阿部に与えた死球を足場に2死一、二塁とされたが、代打・山下を内角高め直球で空振り三振に斬って取り、得点を許さず。この回限りで降板し、投球内容は5回で打者18人に76球を投げ、3安打無失点。4三振を奪い、無四球1死球だった。なお、直球の最速は3回に出た151キロだった。

 青森山田から2019年ドラフト1位で入団した堀田は1年目の20年に右肘手術を受けた関係で育成選手となったが、3年目の今季はキャンプで初の1軍スタート。今月11日に鍬原拓也投手(25)、増田陸内野手(21)とともに支配下選手契約を締結した。オープン戦初登板初先発となった2日の西武戦(東京D)では3回1安打無失点、9日のソフトバンク戦(ペイペイD)では3番手として2回1安打無失点。これでオープン戦の成績は3試合で10回を投げ、5安打無失点となっている。

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2022年3月16日のニュース