大丈夫?ソフト松本炎上 開幕ローテ入り内定右腕が押し出しあり暴投あり被弾ありの3回8失点

[ 2022年3月16日 20:44 ]

オープン戦   ソフトバンク―阪神 ( 2022年3月16日    ペイペイD )

<ソ・神>初回に4点を取られガックリ引き揚げる松本(撮影・中村 達也)
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 押し出しに暴投、ホームラン…。不安しかない。ソフトバンクの先発、松本が3回8失点と大炎上した。

 嫌な予感は、先頭打者から漂った。甲斐が構えたミットから大きくそれたボールが続く。いきなり近本にストレートの四球。さらに単打と2四球などで1死満塁とされ、押し出しで先制点を献上した。自滅でオープン戦3度目の登板で初失点を喫した。さらに暴投で失点。糸井にも中前2点打を浴び初回だけで4失点し、39球を要した。

 開幕ローテーション入りが内定している右腕。試合前、藤本監督は「(開幕カードの)日本ハムとの相性、(次の)ロッテの相性。どっちがいいのか」。登板日を決める作業に入っている段階でこの乱調。ベンチで見守った指揮官も顔をしかめた。

 2回も制球は定まらず2四球で1死一、二塁とされると、初球の真っ直ぐを佐藤輝に狙われ、中堅左へ3ランを被弾。3回にも犠飛を打たれた右腕は、3回6安打8失点でマウンドを降りた。試合前には「やることをしっかりやって。これから先もそれを繰り返して1年間戦っていけたら」と意気込んでいたが、5四球全てが失点に絡んでしまった。

 登板後は「全く思うような投球ができなかった。初回からボールを操ることができず、マウンドで修正できなかった。自分の悪い部分が全て出たと思うので、ここから上げていくしかない」とコメントした。

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2022年3月16日のニュース