鈴木誠也がカブス入り 米メディアは5年総額100億円と報道 日本野手渡米時の最高額契約

[ 2022年3月16日 22:35 ]

カブスと基本合意したことが分かった鈴木誠也
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 ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた広島の鈴木誠也外野手(27)が、カブスと契約合意に達したと15日(日本時間16日)、複数の米メディアが報じた。

 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」によれば、5年総額で8500万ドル(約100億円)。日本野手の渡米時では07年オフに中日から同じくカブスへ移籍した福留孝介(現中日)の4年総額4800万ドル(当時約54億2000万円)を上回り、歴代最高額の大型契約となる。

 これまでパドレスが最有力とみられていたが、カ軍が最終攻勢で上回った。日本選手の所属は18~20年に所属したダルビッシュ(現パドレス)以来2年ぶりとなる。ジョー・マドン監督(現エンゼルス)のもとで16年にワールドシリーズを制したカ軍も、現在は再建の途上。昨季はナ・リーグ中地区4位に低迷した。当時の主力だったリゾ、ブライアント、ゾブリスト、バエスらは、いずれも他球団へ移籍。内外野とも駒不足で、長打を打てる外野手も大きな補強ポイントの一つだった。

 昨季まで6年連続で3割&25本塁打をマークし、強肩を武器にした右翼守備にも定評がある鈴木誠。まだ27歳と若く、チームの将来を担う存在としても大きな期待がかかる。

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2022年3月16日のニュース