ソフトBドラ1風間「無我夢中」初ブルペン 目標は日本球界最速168キロ大谷「超えます!」

[ 2022年3月16日 17:03 ]

初ブルペンで投げ込む風間
Photo By スポニチ

 目指せ日本球界最速!ソフトバンクのドラフト1位・風間球打投手(18=ノースアジア大明桜)が16日、筑後ファーム施設でプロ初のブルペンに入り、立ち投げで直球のみ30球を投じた。最速147キロをマークし、「もう、無我夢中でした。まだ慣れない部分もあったけど、強い球が投げられた。初めてにしては良かったかな」と振り返った。

 新外国人のチャトウッドや板東らと同時に投げ込み、「自分よりキレがあると思いながら投げてました」と1軍レベルのボールを肌で実感。プロ独特の固いマウンドには「高校生の時とは違う」と違和感を覚え、同じ高卒ドラフト1位の武田に相談。「最後の左足で止まるところを聞いたので参考にしました。これから慣れていきたい」と収穫を得て、第一歩を踏み出した。

 世代最速157キロ右腕は球速日本一を追い求める。投球を見守った中田賢一3軍投手コーチからは「168キロ指令」が出され、「“お前ならいけるよ”と言われた。高校生の方が伸びやすいと言われたので出すしかない」と風間。日本球界最速は巨人・ビエイラの166キロ。日本人に限れば、16年、当時日本ハムの大谷(エンゼルス)が記録した165キロだ。憧れの大谷超えを問われると、「超えます!」と力強く言い切った。

 中田コーチは素質の高さに目を細めた。「間違いないです。キャッチボールもすごく強い球を投げる」と絶賛し、「細かい動きとかがまだまだ。無駄な力を使わずにスムーズに肩を回す運動とか、下半身の強さ、体幹も含めまだ鍛えがいがある。体の使い方をひとつ覚えればスピードはまだまだ上がっていく」と無限の可能性を示した。

続きを表示

2022年3月16日のニュース