中日再び3位浮上 Aクラス地固めへ7日は大野雄先発、与田監督「連勝して良い形で終えたい」

[ 2020年10月6日 22:16 ]

セ・リーグ   中日4―0ヤクルト ( 2020年10月6日    ナゴヤD )

<中・ヤ>力投する中日先発の勝野(撮影・椎名 航)
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 中日は投打がかみ合い、ヤクルトに完封勝利。再び3位に浮上した。

 先発・勝野が7回2/3を5安打無失点と好投。与田監督は「回を増すごとに安定感あるピッチングだった。初回はストライク、ボールがはっきりしていたが、途中から安心して見ていられた」と試合中に修正した右腕を高く評価した。

 プロ初の完投、完封勝利もチラついたが、8回2死一、三塁で祖父江に交代。指揮官は「まずチームが勝つこと。ただ、体力もついて来ているので、近いうちにそういう日が来るかな」と次戦以降の快投に期待を寄せた。

 打線もナゴヤドームデビュー戦となったシエラが決勝打を含む2安打。2回に先制の適時二塁打を放った際、二塁ベース上で右手を挙げて大喜びする助っ人に「彼の存在がチームの雰囲気を良くしている。ベンチで声を出し、走っても一生懸命。そういった姿をファンに見せられて良かった」と目を細めた。

 チームは3日にも3位に浮上したが、翌4日の試合に敗れ、わずか1日でBクラスに逆戻りした。それだけに今回の再浮上に「多くのファンが1つでも順位を上げることを望んでいると分かっている」と与田監督。

 7日はエース・大野雄が先発する。「明日、とにかく連勝して良い形で終えたい」とAクラスへの地固めを誓った。

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