都市対抗 NTT東日本が5年連続44度目の東京D切符 先発沼田がMVP

[ 2020年10月6日 19:10 ]

都市対抗野球・東京第2代表決定戦   NTT東日本3―1セガサミー ( 2020年10月6日    大田スタジアム )

5年連続44度目の東京ドーム切符を獲得したNTT東日本ナイン
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 17年都市対抗覇者の名門がセガサミーを下し、5年連続44度目の本大会出場を決めた。先発の沼田優雅投手(27)が6回1失点にまとめると、35歳の大竹飛鳥投手が終盤3イニングをゼロに抑えた。

 6年目左腕はベンチから飛び出し、大竹とハイタッチを交わした。9回2死、セガサミー・砂川哲平内野手(28)が右飛に倒れ、東京第2代表が決定。「先制されないこと、点を取ってもらったら次のイニングを抑えることだけ考えて投げました」。同試合のMVPに選出され、笑顔を振りまいた。

 5日夜先発を伝えられると、大竹に「6回まで行きます」と宣言。公約通り6回1失点にまとめ、予定通りの継投も、沼田は「もう1イニング行けそうです」と伝えた。それほど直球は走り、チェンジアップは切れた。 

 4回は3者連続三振。立正大在学時の同期生、セガサミー・本間は2打席連続三振に斬った。

 飯塚智弘監督(45)も、感謝した。「いい準備をしてくれた。アイツには先発や後ろとか難しい場面ばかり投げさせたけど…。初めて一皮むけたかな」と優しいまなざしを送った。

 1カ月半後、本大会に臨む。都市対抗は自身未勝利も、沼田は「5戦見据えて先発・後ろ・中継ぎどこでも」と決勝進出まで想定してマウンドに立つ意気込みだった。

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2020年10月6日のニュース