阪神・高橋 みんなが応援したくなる人柄

[ 2020年10月6日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6―1巨人 ( 2020年10月5日    甲子園 )

<神・巨>お立ち台でポーズをとる(左から)近本、高橋、大山(撮影・北條 貴史)
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 【記者フリートーク】3月10日、筑後での調整登板を終えた阪神・高橋から突然、僕のスマホにメールが届いた。いつもより、肘下がってませんかね?どうですか」。スポニチのウェブサイトに掲載されたその日の自身のリリースの瞬間を捉えた写真が添付されていた。

 過去の写真を数枚集めて返信。「自分でもいろいろ見てみます」との返信を最後にやりとりは終わったが、その日は疲労蓄積によるノースロー調整を経ての復帰登板。帰阪する新幹線で写真を凝視する姿を想像し過去2年、故障に飛躍を阻まれていた24歳にとってささいなことも気になったのだと心配になった。

 1カ月後。またメールが届いた。「遠藤さんお誕生日おめでとうございます!幸せな1年になりますように」と記されていた。この落差。皆さん、遥人君を応援したくなる理由が分かりますよね?
(阪神担当・遠藤 礼)

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2020年10月6日のニュース