ヤクルト・高津監督「対応が大変」、小川はPCR検査陰性 山田哲らも7日は出場へ

[ 2020年10月6日 22:09 ]

セ・リーグ   ヤクルト0―4中日 ( 2020年10月6日    ナゴヤD )

<中・ヤ>ベンチで深く息を吐く高津監督(中央奥)(撮影・椎名 航)
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 窮地を全員でカバーすることはできなかった。ヤクルト・高津監督は「何とかつないでつないでという形を作りたかったが、2回の4点が大きかった。(緊急先発の久保には先発を)こっち(球場に)来てから伝えた。行けるところまでと思ったが…。何とかしなければいけなかった。どんな状況でも負けるのは凄く悔しい」と話した。

 先発予定のエース小川が名古屋市の宿舎から出発する前の体温測定で37・3度の発熱があり、愛知県内の病院で新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受けた。結果は陰性だったが、球団では検査結果が試合開始前に出なかったため、備えとして山田哲人、西浦直亨両内野手と石山泰稚投手をベンチ登録から外した。投打の主力を欠く中での戦いだったが、緊急先発の久保が2回6安打4失点。打線もつながりを欠き、無得点に終わった。

 ただ、小川の検査の陰性により、ベンチ登録を外れた3選手も7日から練習に復帰する。高津監督は「(小川は)陰性でよかったけど、やはり(対応が)大変ですね。いろんなことを想定、想像して事を起こさないといけないし、大変だった。(ベンチ登録を外れた3選手は)明日(7日)の試合には出られると思う」と説明した。

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2020年10月6日のニュース