アストロズが“因縁”ドジャー・スタジアムで先勝 コレアが2発 スプリンガーは4安打

[ 2020年10月6日 09:24 ]

ア・リーグ 地区シリーズ第1戦   アストロズ10―5アスレチックス ( 2020年10月5日    ロサンゼルス )

勝利が決まって歓喜するアストロズのコレア(左)とスプリンガー(AP)
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 地区シリーズ(5試合制=3勝先勝)の先陣を切って5日、ドジャースの本拠地「ドジャー・スタジアム(ロサンゼルス)」でア・リーグのアスレチックス(西地区1位)対アストロズ(同2位)の初戦が行われ、シーズンの勝率が5割を切っていた第6シードのアストロズ(・483=29勝31敗)が10―5で勝利を収めて初戦を白星で飾った。

 2年連続4回目のワールドシリーズ進出を目指しているアストロズは先発のランス・マカラーズJR(27)がアスレチックス打線に8安打と5点を許して5回途中で降板。しかし2017年のワールドシリーズでMVPとなった1番のジョージ・スプリンガー(31)が4安打を放てば、6番のカルロス・コレア(26)も2本の本塁打を含む3安打で4打点を挙げるなど打線が16安打を放って奮起し、3―5で迎えた6回表に4点を入れて試合をひっくり返した。

 投げては2番手のブレイク・テイラー(25)、エノーリ・パレイデス(25)とクリスチャン・ハビエア(23)の両ルーキー、さらに今季12セーブを挙げているライアン・プレスリー(31)が計5イニングをノーヒットに抑えるなどリリーフ陣が活躍。「ドジャー・スタジアム」はアストロズが2017年のワールドシリーズ第7戦で初優勝を決めた記念すべき球場ながら、その後「サイン盗み事件」が発覚して論議を呼んだ経緯があるが、その“因縁の場所”で今季36勝24敗で勝率6割という好成績を残していたア・リーグ第2シードのアスレチックスから貴重な白星をもぎ取った。

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