中日・大野雄、完投で今季初勝利!与田監督、エースの気概を称賛「気持ちが伝わってきた」

[ 2020年7月31日 21:52 ]

セ・リーグ   中日5―3ヤクルト ( 2020年7月31日    ナゴヤD )

<中・ヤ>9回2死一塁、村上(手前)を右飛に抑え完投勝利を達成し、ガッツポーズする大野雄(撮影・椎名 航)
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 中日はエースが投げて、主砲が打つ理想の形でヤクルトに勝利した。

 先発・大野雄は初回に塩見に先制ソロ、4回には村上に2ランを浴びたものの5回以降は二塁すら踏ませず、9回5安打3失点。最後までマウンドを守り抜き、完投で今季初勝利を挙げた。

 与田監督も「最後まで1人で投げきってくれた。コントロールもしっかりしていたし、エースとして最後まで投げるんだという気持ちが伝わってきた」と評価した。

 打線も0―3の4回1死一、二塁からビシエドが2点二塁打。6回無死一、二塁では左前適時打で同点に追いついた。

 さらに阿部も右越えの適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。7回には高橋にも適時二塁打が飛び出すなど、中軸が活躍した。

 指揮官は「(高橋)周平が足のケガから復帰して、なかなか調子は上がってこなかったのですが、徐々に良くなってきたし、走っている姿もチームリーダーとしてよく引っ張ってくれているので、心強い」と主将の復調を喜んだ。

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