阪神・青柳 好投も7回途中3失点で降板 5勝目はお預け

[ 2020年7月31日 21:15 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2020年7月31日    甲子園 )

<神・D>7回途中で降板する青柳を、雨柳さんタオルを広げてねぎらうファン(撮影・大森 寛明)
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 阪神先発の青柳は6回1/3を5安打3失点で降板。6回まで好投も7回に粘りきれず、今季5勝目は次回以降に持ち越しとなった。

 試合前の突然の豪雨でプレーボールは57分遅れ。「雨柳さん」フェイスタオルが販売されるほどの雨男ぶりも、安定感ある投球も健在だった。5回まで許した安打は梶谷に浴びた2安打のみ。低めに丁寧に集める投球でゴロアウトを積み重ねていった。

 だが6回にソトの遊ゴロの間に1点を失うと、7回には先頭の宮崎に左翼への二塁打を許すなど1死一、二塁。代打・山下に対してカウント1―1から左翼へはじき返されると、サンズの必死のスライディングキャッチも一歩及ばず、二塁走者が生還。1点差に迫られた所で交代を告げられ、馬場にマウンドを託した。

 後をうけた馬場はフルカウントから梶谷を空振り三振に仕留め2死とするも、続くオースティンに同点の左前打を許した。青柳の勝利投手の権利は消滅。巨人・菅野と並んでリーグトップタイの5勝目とはならなかった。

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2020年7月31日のニュース