元日本ハム・新垣氏「パセリのような存在になりたい」合同会社設立 “つながり”の場に

[ 2020年7月31日 11:00 ]

自身の会社「合同会社カキシード」を設立したことを報告した元日本ハムで東芝野球部コーチの新垣勇人氏
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 18年まで日本ハムでプレーし、現在は東芝野球部の投手コーチを務める新垣勇人氏(34)が31日、自身の会社、合同会社カキシード(本社:東京都港区)を起ち上げたことを発表した。「エンターテイメント」「コーチング」「PR」活動を事業の軸とし、人と人の繋がりの場や挑戦の機会を提供していくといい、新垣氏は「皆さんに寄り添えるパセリのような存在になりたい」と独特の言い回しで意気込みを語った。

 取り組み活動の一つつとして、会員制オンラインプラットフォーム「カキ暮らしの小部屋。」(https://www.fansnet.jp/arakakihayato)を31日からスタートする。同コミュニティは、親近感を感じてもらい、笑顔を共有し、明るい 未来を築いていくことが狙い。日本ハムでのプロ野球選手としての経験、また現在務めている東芝野球部での投手コーチ経験を活かし、野球、スポーツの楽しさを社会に還元していくことはもちろんのこと、現役当時より常に大切にしてきた“人に寄り添い、関わる全ての人に笑顔や元気を届ける”ことをより具現化していくという。

 新垣氏は「さまざまな分野で頑張る人、これから頑張ろうとしている人たちの後押しとなるような仕組みづくりを本事業で実現していきます。先行き不透明な社会情勢が続く今の時代において、少しでも人と人が絆を感じ、助けあい、楽しさをシェアできる社会となるよう貢献してまいります」と語った。

 12年ドラフト5位で日本ハム入りした新垣氏は現役6年間で通算12試合登板、1勝3敗、防御率7・96。2軍暮らしが長かったが、1軍昇格時には練習前の一発芸が恒例でチームの盛り上げていた。オフのファンフェスタでも尾崎豊の「卒業」の替え歌を披露するなどユニークなキャラクターがファンの間で人気だった。

 ◯…会員制コミュニティ「カキ暮らしの小部屋。」は、小さな部屋にみんなで集まっているかのように、ひそひそ話をしたり、相談やテーマに沿ったミーテイングを行うことを目的とした会員制のコミュニティ。新垣氏は「普段の悩み相談、雑談、漫談、笑いの追求、野球の話などをして、一緒にたくさん笑いましょう!ネタの在庫が底を突き、みんなの助けが必要だ」とPRした。

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2020年7月31日のニュース