倉吉東 25年ぶりの夏制覇!鳥取城北に逆転勝ち エース桑本が連日の力投

[ 2020年7月31日 18:00 ]

夏季鳥取県高校野球大会決勝   倉吉東7―5鳥取城北 ( 2020年7月31日    コカ・コーラボトラーズスポーツパーク野球場 )

<倉吉東・鳥取城北>25年ぶりの夏の県大会優勝を果たして倉吉東の金居大太郎捕手(3年)とエース右腕・桑本達(3年)は歓喜のグラブタッチを交わす
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 倉吉東が逆転で昨秋の中国大会準優勝校の鳥取城北を下し、1995年以来、2度目の優勝を果たした。

 倉吉東は2―3で迎えた6回表、先頭の2番・西垣篤志主将(3年)が中前打で出塁すると3番・前田圭祐(3年)、4番・金居大太郎(3年)が四球を選んで無死満塁の好機を築き、6番・福庭尊龍(3年)の2点右前打で逆転。その後も押し出し死球、9番・桑本達(3年)の中前適時打などで2点を追加して鳥取城北を突き放した。

 投げては前日延長10回125球を一人で投げ抜いた右横手投げのエース・桑本が9回を8安打5失点128球の粘投。昨秋の新チーム結成以来、県内では無敗だった鳥取城北に黒星を付けた。

 6回に逆転の口火を切って同点のホームを踏んだ西垣主将は「甲子園はないですけど優勝して伝説をつくろうというのが目標だったのでめちゃくちゃうれしいです」と試合直後のお立ち台で笑顔。1995年の初優勝時とはまた異なる意味で、鳥取の高校野球史に残る、25年ぶりの優勝となった。

 ▼鳥取城北・山木博之監督 倉東(くらとう)さんには凄く勢いがありました。いろんなプレーヤーが出て行く中でプレッシャーもあんのかなあとは思いますけど、残念です。交流戦では勝ちたいのでいろんなとこを見直さんとあかんのかなあと思います。(甲子園高校野球交流試合では大会第1日第2試合で高知・明徳義塾と対戦)

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2020年7月31日のニュース