巨人“勝負手”不発で連敗…8回重盗失敗、5カードぶりの3連戦負け越し

[ 2020年7月31日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―4DeNA ( 2020年7月30日    東京D )

<巨・D>8回1死一、三塁、陽の打席で、パーラが一二塁間に挟まれる間に本塁を狙うもアウトとなる増田大(右)=撮影・木村 揚輔
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 首位の巨人が、DeNAに連敗。「少し、選手を焦らせたかなというのはありますね。でも、我々の野球だから」。原監督がこう振り返ったのは、1点を追う8回1死一、三塁での攻撃だ。

 三塁走者は代走出場した増田大、一塁走者はパーラ。代打・陽岱鋼の1ストライクからの2球目だった。パーラがディレードスチールを試みて一、二塁間に挟まれる間に増田大が本塁を狙ったが、憤死。一気に勝負に出たが、実らなかった。

 打てる手を打ちながらの今季ワースト12残塁。5カードぶりに3連戦に負け越した。2位ヤクルトとのゲーム差は2・5に縮まったが、指揮官は「こういうときもある。必死にやっている姿は、このまま継続すればいい」と前を向いた。(青森 正宣)

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2020年7月31日のニュース