開幕投手の中日・大野雄&ロッテ・石川 7試合目でうれしい今季初勝利

[ 2020年7月31日 21:48 ]

今季初勝利を挙げて喜ぶ中日・大野雄(左)とウイニングボールをもらい笑顔のロッテ・石川
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 31日の試合で先発した中日の大野雄大投手(31)と、ロッテの石川歩投手(32)が今季初勝利を挙げた。ともに88年生まれで、今季の開幕投手を務めた2人は、6月19日からこの日まで中6日で先発を続け、7試合目でようやくうれしい今季初勝利をものにした。

 これで、12球団の開幕投手で勝ちがないのは、上半身のコンディション不良のため出場選手登録を抹消されているヤクルトの石川雅規投手(40)、同じく「左内腹斜筋の筋挫傷」で抹消中のオリックス・山岡泰輔(24)の2人となった。

 中日の大野雄はこの日、ヤクルト戦(ナゴヤD)に先発し9回、128球を投げ5安打3失点で、昨年9月14日の阪神戦(ナゴヤドーム)ノーヒットノーランを達成した時以来の白星、そして完投勝利を飾った。大野雄は、3度目の開幕投手となった6月19日のヤクルト戦(神宮)で2本塁打を浴び4イニング6失点。勝ち負けはつかず、その後も中6日で毎金曜に投げ続けて7試合目での白星を完投勝利でマークした。

 また、ロッテの石川はZOZOマリンでの楽天戦に先発し、6回、105球を投げ8安打2失点の好投。6回の裏に味方の4点の援護を受けて勝ち越し、7回からマウンドを譲った。2年連続開幕投手と務めた6月19日のソフトバンク戦(ペイペイD)では6回79球を投げて、2安打無失点7奪三振の好投を見せたが、味方の援護なく勝利投手にはなれず。その後、中日の大野雄と同じく中6日で投げ続け、今季7試合目での初勝利となった。

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2020年7月31日のニュース