阪神 2年目左腕・川原が公式戦初登板で2回無失点 桑原は7戦連続無失点継続

[ 2020年7月31日 16:59 ]

ウエスタン・リーグ   阪神0―5オリックス ( 2020年7月31日    鳴尾浜 )

阪神・川原
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 打線が5安打に抑えられて完封負け。平田2軍監督の61歳の誕生日を勝利で祝うことができなかった阪神だったが、投手陣からは大きな収穫を得た一戦となった。

 6回からマウンドに上がったのは、公式戦初登板となる2年目左腕・川原。7回には根本から直球で空振り三振を奪うなど2回を投げて無安打無失点。2四球を与えたものの、痛打をあびることなくデビュー戦を終えた。1年目は腰痛などに苦しみ、実戦登板なしに終わった男が大きな一歩を踏み出した。

 8回には才木が今季公式戦初登板。3本の長打を浴びて2失点も、フォークを決め球に2三振を奪った。18年には6勝を挙げた21歳右腕が右肘痛からの再出発を果たすと、9回にはこちらも右肘痛からの完全復活を目指す桑原が1回を1安打無失点。宝刀スライダーで2奪三振と相手を翻弄し、これで今季ウエスタン・リーグでは7試合7回2/3で失点ゼロを継続している。

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2020年7月31日のニュース