大阪桐蔭が完勝8強 根尾11K完投!明秀日立エース細川、3戦連続完投も力尽く

[ 2018年3月31日 10:56 ]

第90回選抜高校野球大会第9日・3回戦   大阪桐蔭5―1明秀学園日立 ( 2018年3月31日    甲子園 )

<大阪桐蔭・明秀日立>1回2死、根尾は池田を遊ゴロにしとめる
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 第90回選抜高校野球大会第8日は31日、甲子園球場で3回戦が行われ、第1試合は史上3校目の春連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)が明秀学園日立(茨城)に5―1で完勝。準々決勝進出を決めた。

 1、2回と走者を出しながら得点に結びつけられなかった打線は3回1死二塁、中川の右越え二塁打で先制。5回には2死一、二塁から根尾の左前打で加点すると、7回には藤原の適時三塁打、8回にも2点を追加し、リードを広げた。

 投手として甲子園での初先発を果たした根尾がマウンドで躍動した。制球に苦しむ場面もありながら、最速140キロ後半の直球を主体にテンポ良い投球。初出場ながら2勝を挙げ勢いに乗る明秀学園日立打線を4安打、11三振を奪って完投。チームを2年連続の8強へ導いた。

 明秀学園日立は、2試合連続完投のプロ野球DeNA細川の弟でエースの拓哉が、この日も一人で投げ抜き、8回134球を投げ、5失点と粘りの投球。打線は9回に細川の左越えソロで1点を返し、なおも2死満塁の好機を迎えたが及ばなかった。

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