平野0封デビューで貢献「思った以上に落ち着いて投げられた」

[ 2018年3月31日 05:30 ]

ナ・リーグ   ダイヤモンドバックス8ー2ロッキーズ ( 2018年3月29日    フェニックス )

ダイヤモンドバックスの平野(AP)
Photo By AP

 ダイヤモンドバックス・平野が開幕戦登板を果たした。6―2の7回に登板し、打者2人を1安打無失点、1奪三振。日本投手の開幕戦デビュー登板は、13年藤川(カブス)以来5人目となった。

 「興奮気味に試合に入ったけど、回が進むにつれて落ち着いた。思った以上に落ち着いて投げられた」。先頭に左前打を許したが、続く左の代打トークマンを宝刀フォークで空振り三振に仕留めた。勝ちパターンで本拠のマウンドを踏み「ヒットを打たれたが、三振を取れてホッとしているところがある。勝った後の雰囲気も経験できて良かった」とした。

 オープン戦はボールやマウンドの違いへの対応に迫られ、9試合で9イニングを投げ6失点で防御率6・00。守護神の座はボックスバーガーに譲り、ブラッドリーと2人で7、8回を任された。「(抑えに)こだわりはないし、呼ばれたら投げるだけ」。言葉通り仕事をこなし、開幕勝利に貢献。わずか7球の晴れ舞台となったが、確かな一歩を刻んだ。

続きを表示

2018年3月31日のニュース