ジャイアンツのパニックが2試合連続で決勝のソロ本塁打 スコア1―0での連発は史上初

[ 2018年3月31日 16:17 ]

2試合連続で決勝のソロ本塁打を放ったジャイアンツのパニック(AP)
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 大リーグ・ジャイアンツのジョー・パニック二塁手(27)が30日、敵地ロサンゼルスで行われたドジャース戦の9回に、ド軍の守護神ケンリー・ジャンセン(30)から右越えに本塁打。これが決勝点となりジャイアンツは1―0で勝って開幕から連勝を飾った。

 ジャイアンツは29日のこのカードでも1―0で勝利。唯一の得点はパニックがドジャースのエース、クレイトン・カーショー(30)から放った本塁打で、スポーツ統計の専門会社「イライアス・スポーツ・ビューロー」によれば、1―0というスコアの2試合で連続してソロ本塁打を放った選手はパニックが長い歴史の中で史上初めてとなった。

 昨季のナ・リーグ最多勝投手(カーショー)と昨季の最多セーブ男(ジャンセン)から一発を放ったパニックは「このシリーズではあまり点は取れないことはわかっていた。彼らのようないい投手にダメージを与えることができたのは気分がいいよ」と笑顔。メジャー5年目で、過去2シーズンはともに10本塁打しか記録していないが、今季はわずか2試合ですでにその5分の1をクリアしてしまった。

 この試合ではジャイアンツの先発ジョニー・クエト(27)が7回の先頭打者となったクリス・テイラー(27)に右前打を許すまでパーフェクト・ピッチング。ドジャースの先発アレックス・ウッド(27)も8回を投げて打たれたヒットは内野安打の1本だけ。パニックの決勝ソロは両軍併せて3本目のヒットだった。

 なお開幕から2試合連続で1―0という最少スコアで連勝したのは1943年のレッズ以来、大リーグでは75年ぶりの珍事。ドジャースが1点も奪えずに開幕から連敗を喫したのは50年ぶりとなった。

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