三重が接戦制し準々決勝進出 エース福田が1失点完投

[ 2018年3月31日 15:37 ]

第90回選抜高校野球大会・3回戦   三重2―1乙訓 ( 2018年3月31日    甲子園 )

<三重・乙訓>力投する三重・福田
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 第90回選抜高校野球大会第8日は31日、甲子園球場で3回戦が行われ、第3試合は三重が乙訓(京都)を2―1で接戦を制して、準々決勝進出を果たした。

 三重は初回、2番の浦口が内野安打で出塁し、すかさず盗塁を決めて2死二塁のチャンスを作ると、4番・大川が勝負強く中前に適時打。幸先よく1点を先制した。

 一方の乙訓も3回に連続内野安打と犠打で1死二、三塁とし、4番・宮田の内野ゴロの間に同点に追いついたが、直後の裏の攻撃で浦口が右翼席に勝ち越しソロを放って、三重が再びリードを奪った。

 4回以降は三重の先発・福田、3回から登板した乙訓の2番手・川畑がそれぞれ好投を見せ、ゼロ行進。1点を追う乙訓は8回に1死二、三塁と絶好の好機を作ったが、4番・宮田が空三振、5番・中川が一ゴロに倒れて得点はならなかった。

 結局、三重の福田が8安打を浴びながらも粘りの投球で9回1失点完投。ストライク先行の投球で103球を1人で投げ切った。チーム初戦となった2回戦で完封した定本に続いて快投を披露し、チームを8強に導いた。

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2018年3月31日のニュース