元若嶋津の弟子が取組後に涙 三段目・道轟「先代がいたから頑張れた」“第2の父”に感謝、教え貫く

[ 2026年3月16日 15:45 ]

大相撲春場所9日目 ( 2026年3月16日    エディオンアリーナ大阪 )

淡の海(右)に押し倒されて敗れる道轟(撮影・北條 貴史)
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 東三段目25枚目の道轟(29=放駒部屋)が同22枚目の淡の海(27=鳴戸部屋)に押し倒しで敗れた。

 肺炎のため3月15日に死去した元大関・若嶋津の日高六男さんの松ケ根部屋時代からの弟子。「ちょっと力みすぎた。正直、整理しきれていない部分が多い。考えすぎてしまった」。立ち合いから左を差され、最後は押し倒された。

 訃報を知ったのは当日の午後0時頃。師匠の放駒親方(元関脇・玉乃島)からの電話だった。「信じられないのが一番大きかった。師匠に面と向かって言われた時に現実なんだなと」。“第2の父”として尊敬していた。「先代がいたから頑張れた。普段は優しかった。稽古が終われば“大丈夫か?”と声をかけてくれるような方だった」と涙を流しながら言葉を振り絞った。

 これまで突っ張りを武器としてきたが、「(先代)師匠の教えで四つもできるようになってきた」と感謝する。日高さんから常々言われてきた言葉がある。「前に出なきゃ駄目だよ」。前に出る果敢な相撲を、これからも見せていく。

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