元若嶋津の同期2人が思い出を語る 元大寿山「兄弟以上」 元霧島「優しかった」

[ 2026年3月16日 15:11 ]

元若嶋津の日高六男さん
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 大相撲の元大関・若嶋津で、元二所ノ関親方の日高六男さんが15日午前、肺炎のため千葉県内の病院で死去した。69歳。鹿児島県出身。精悍(せいかん)な顔つきと細身で色黒の体で「南海の黒豹(ひょう)」と呼ばれ人気を集めた。

 日高さんと1975年春場所初土俵の同期2人が思い出を語った。元大関・霧島の陸奥親方(66)は「出世が早かった。自分が幕下の時には大関ですから」。確かに日高さんが大関昇進した1983年初場所、霧島はまだ幕下10枚目だった。

 交流ができたのは自身も大関昇進して引退後、お互いに部屋を持ってから。弟子の育成に励む傍らゴルフを共にした。「楽しかった。せっかちでしたね。でも優しかった」。春場所へ向けて大阪入りする前に二子山部屋で同期だった花籠親方(66=元関脇・大寿山)と病室に見舞った。「“また来るね”と伝えるとニコッと笑った。さみしいですね」と振り返った。

 花籠親方は日高さんとは、二子山部屋へ1週間早く入門した兄弟弟子。「相撲はしぶとく、酒は豪快。負けたくなかった」。お互いの初土俵から51年目の訃報。晩年は酒の飲めない陸奥親方と3人、コーヒー片手に語り合ったという。「兄弟以上の存在。50年一緒ですから」と喪失感の大きさを物語った。

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