【モーグル】2日連続「ターン点」明暗 男子決勝は金銀が同点も0.7差 前日は冨高が0.2差で涙の4位

[ 2026年2月12日 21:30 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第7日 フリースタイルスキー ( 2026年2月12日    リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク )

<男子モーグル決勝>銅メダルの堀島行真(右)は金のウッズ(中央)と銀のキングズベリーと自撮り記念撮影(撮影・小海途 良幹)
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 男子モーグル22年北京五輪銅メダリストの堀島行真(28=トヨタ自動車)が2大会続けて銅メダルを獲得した。日本の五輪モーグルでの2大会連続メダルは、女子で98年長野大会金、02年ソルトレークシティー大会銅の里谷多英以来2人目となった。 

 2日連続で「ターン点」が明暗を分けた。金メダル争いは絶対王者ミカエル・キングズベリー(カナダ)と最終滑走のクーパー・ウッズ(オーストラリア)が83.71で並んだが、ターン点でウッズが48.4、キングズベリーが47.7とウッズが0.7上回り歓喜の金メダル。キングズベリーはわずかな差で銀メダルとなり厳しい表情を見せた。堀島は第2エアで「コーク1440」を決めたが、0.27点届かず83.44で2大会連続の銅メダル。表彰台では笑顔も、金メダルに歓喜するウッズを少し悔しそうに見上げる場面もあった。

 前日に行われた女子モーグル決勝では2大会連続出場の冨高日向子(多摩大ク)が78.00点で3位と同得点もターン点でわずか0.2及ばずメダル獲得はならなかった。78.00点のうち、冨高はターンが46.00点、エアが15.78点、タイムが16.22点。銅メダルに輝いたラフォンはターンが46.20点、エアが14.56点、タイムが17.24点だった。ターンの点差は0.20点だった。レース後、冨高は「悔しい気持ちはある」と涙を流した。

 <モーグルの順位決定方法>
 複数の選手が同点となった場合、以下の基準で順位が決まる。
(1)ターンの得点の高い選手が優先
(2)ターン点も同じ場合、エアの得点で比較
(3)それでも同点の場合、スピードの得点で順位を決定

 こぶのある斜面を滑り降りるモーグはターン技術が重視される。採点はターン60%、エア20%、タイム20%の割合で、100点満点で算出。ターンは5人のジャッジが20点満点で採点し、最高点と最低点を除いた合計が得点となる。エアは2人のジャッジがそれぞれのエアを10点満点で採点し、トリックの難易度点を掛け合わせる。エアごとの平均点を足した数字が20点満点のポイントとなる。タイムはコース長を係数とする公式に当てはめ、20点満点のポイントを算出する。

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