【モーグル】堀島行真が2大会連続の銅メダル! 連続は里谷多英以来2人目も金メダルには0.27点届かず

[ 2026年2月12日 21:14 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第7日 フリースタイルスキー   男子モーグル決勝 ( 2026年2月12日    リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク )

<男子モーグル決勝>銅メダルの堀島行真(右)(撮影・小海途 良幹)
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 男子モーグル22年北京五輪銅メダリストの堀島行真(28=トヨタ自動車)が2大会続けて銅メダルを獲得した。日本の五輪モーグルでの2大会連続メダルは、女子で98年長野大会金、02年ソルトレークシティー大会銅の里谷多英以来2人目となった。 

 10日の予選1回目はダントツのトップ。決勝1回目は5位で、上位8人による2回目へ進んだ。2回目は第2エアで「コーク1440」を決め、83.44点をマークした。トップに立って後続を待ったが、クーパー・ウッズ(25=オーストラリア)、ミカエル・キングズベリー(33=カナダ)に抜かれた。ウッズとキングズベリーは83.71点で並んだが、ターン点の差でウッズが金メダルに輝いた。

 20歳で初出場した18年平昌五輪は周囲の声に耳を傾けず、高難度のエアを試みるも転倒して11位。予選を一発で通過できず、敗者復活戦から勝ち上がった22年北京五輪は銅メダル。堀島にとって3回目の大舞台は、金メダルを必ず獲ると固く誓って臨む舞台となった。

 緻密な計画を立て、4年間をかけて進化を図ってきた。昨シーズンからは五輪に向けて、第2エアで高難度のコーク1440(斜め軸に4回転)を導入。そのためにシーズン前に合計100本を飛ぶことを目標設定し、開幕を迎えた。序盤戦は苦戦して成績を残せなかったが、25年2月に米ディアバレーで行われたW杯では、コーク1440を決めてシーズン初優勝。同3月の世界選手権では圧倒的なスコアで8年ぶりの優勝を果たし、確かな手応えを手に入れた。

 24年にノルウェーに拠点を移した理由も、コーク1440をじっくりと練習できず屋内スキー場があったから。いくつかある他国の施設から、モーグル不毛の地であるノルウェーを選んだのは、イタリアと時差がないからだった。練習も私生活も、全てを金メダル獲得のために費やす。その覚悟で4年間を過ごし、イタリアの地へ乗り込んだ。

 22年11月には、同じく北京五輪代表だった輝紗良夫人(旧姓住吉)と結婚し、その後に第1子をもうけた。夫として、父としては、初めて臨んだ五輪。「いつもやりたいことをやらせてもらい、引け目というか、申し訳ない気持ちはちょっとある。だから最高の形、金メダルを獲って、見せてあげたい」と誓っていた。

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