【モーグル】堀島がV「ラッキーだった」 五輪“背面ゴール”ばりのハラハラ展開制す

[ 2026年3月2日 04:38 ]

フリースタイルスキー W杯モーグル第7戦 ( 2026年3月1日    富山・たいらスキー場 )

男子デュアルモーグルで優勝した堀島行真
Photo By 共同

 2選手が並走する対決方式のデュアルモーグルが行われ、男子はミラノ・コルティナ五輪銀メダルの堀島行真(28=トヨタ自動車)が今季3勝目、通算25勝目を挙げた。モーグルのW杯が日本で行われたのは20年2月の秋田・田沢湖大会以来6季ぶりで、前日のモーグルでは3位だった日本のエースが面目躍如の活躍を見せた。川岡士真(23=北翔大)がW杯初の表彰台となる3位に入った。

 五輪後初戦だった前日のシングルモーグルでは意地で表彰台を確保した堀島が、勝利を地元ファンに届けた。決勝は過去にW杯2位2度のステグフェルトと対戦。中盤で転倒した相手につられるように、ターンが乱れてあわやコースアウトのピンチに陥ったが、何とか持ちこたえてフィニッシュ。後ろ向きにゴールした五輪同様にハラハラドキドキの展開だったが、「日本人が優勝し、日本にとっていい日になったのでは」と柔らかな笑みを浮かべた。

 2冠を目標に掲げた3度目の五輪は銅、銀と及ばず。だが日本男子初の2大会連続メダル獲得で、第一人者の意地を見せた。直後に「すでに4年後へスタートしている」と4度目の五輪出場へ意欲を示し、帰国フライトで「4年後にどうしたいかをノートに書き留めた」というストイックマン。2日間通じて滑りに課題を残したが、「ラッキーだった」と運を引き寄せ、自身として18年3月以来の国内W杯勝利を挙げた。

 23日に帰国会見、24日に五輪選手団の解団式に臨み、開幕前々日には普及イベントにも出席するなど、大忙しの1週間を過ごした。五輪直後の大会で注目が集まっていたとはいえ、2日間計9000人の観客を集められたのは“堀島効果”が大きい。「モーグルファンになってもらえた自信がある」と、歓声に沸くゲレンデをまぶしそうに見つめた。

 W杯は2戦を残し、自身初の総合王者へランキング首位を走る。「気を抜かずに、しっかり獲りにいきたい」と言葉に力を込めた。

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