【カーリング】吉田知那美が分析「勝ちにつながる負け」 日本黒星発進も「白星よりも価値ある情報」

[ 2026年2月12日 19:49 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第7日 カーリング   女子1次リーグ ( 2026年2月12日    コルティナ・カーリング五輪競技場 )

吉田知那美
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 カーリング女子で22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレの吉田知那美(34)が12日、ミラノ・コルティナ五輪のカーリング女子予選第1戦「日本―スウェーデン」を中継したテレビ朝日のスペシャル解説として登場。黒星発進となった日本代表フォルティウスの戦いぶりを振り返った。

 日本はリード・近江谷杏菜、セカンド・小谷優奈、サード・小野寺佳歩、スキップ・吉村紗也香の布陣。初の五輪初戦で北京五輪銅メダルのスウェーデンとの一戦に臨んだ。要所でショットが決まらず、第5エンドを終え1―5のビハインド。後半に3点を返したものの、再び突き放され第9エンドでコンシード。4-8で敗れた。

 14年ソチ、18年平昌、22年北京と3大会連続で五輪に出場した吉田は、冷静に勝敗を分けたポイントを振り返った。

 「全然日本、悪くないんです。たったの、ほんのちょっと曲がらない、ほんのちょっと遅い、というミスが悪いタイミングで来てしまった。そこに技術の差は全くありません」

 勝敗を分けたのは紙一重の差。「目に見えないんですけども、氷は変化していってるので、それをキャッチアップできるか」。吉田は、ショットの精度そのものではなく、刻一刻と変化する氷の状態とのズレが、勝負どころでスウェーデン側に有利に働いたと分析した。

 初戦を落とした日本だが、大会は始まったばかり。吉田は自身の経験を重ね合わせ「大会前にやっていたミックスダブルスのメダリストたちも、1試合目は同じようなミスをしていました。ここからどう修正できるかで、白星よりも価値ある情報を得られるはず。“勝ちにつながる負け”ができたんじゃないかな」と力強く語った。

 次戦以降の戦いについて、吉田は「コミュニケーション」と「前向きな捉え方」をキーワードに挙げた。「この負けを『情報を得てやったんだ』というぐらいの気持ちで次に挑めば、この1敗のあとに残り8勝がついてくるんじゃないかな」。

 自身の北京五輪時も、スウェーデン戦の敗北から勢いに乗り、銀メダルまで駆け上がった。吉田もその再現を期待している。

 

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