【モーグル】堀島行真はこんな人――強さの「原点」は昆虫の観察日記 3度目五輪見据え“不毛の地”へ移住

[ 2026年2月12日 21:33 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第7日 フリースタイルスキー   男子モーグル決勝 ( 2026年2月12日    リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク )

<男子モーグル決勝>銅メダルの堀島行真(左)は輝紗良夫人と抱き合う(撮影・小海途 良幹)
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 男子モーグル22年北京五輪銅メダリストの堀島行真(28=トヨタ自動車)が2大会続けて銅メダルを獲得した。日本の五輪モーグルでの2大会連続メダルは、女子で98年長野大会金、02年ソルトレークシティー大会銅の里谷多英以来2人目となった。

 10日の予選1回目はダントツのトップ。決勝1回目は5位で、上位8人による2回目へ進んだ。2回目は第2エアで「コーク1440」を決め、83.44点をマークした。トップに立って後続を待ったが、クーパー・ウッズ(25=オーストラリア)、ミカエル・キングズベリー(33=カナダ)に抜かれた。ウッズとキングズベリーは83.71点で並んだが、ターン点の差でウッズが金メダルに輝いた。

 ◇堀島 行真(ほりしま・いくま)

 ☆生まれ 1997年(平9)12月11日生まれ、岐阜県池田町出身の28歳。

 ☆家族 22年北京五輪代表の輝紗良夫人(25)と1児。

 ☆競技歴 教員でスキー愛好者だった両親の影響で1歳でスキーを開始。小4から本格的に競技を始め、12~13年シーズンにW杯デビュー。17年世界選手権ではモーグル。デュアルモーグルの2冠に輝いた。18年平昌五輪は11位、22年北京五輪は銅メダルを獲得し、同大会の日本勢メダル1号に。23~24年シーズンのW杯で初の総合優勝。昨年3月の世界選手権では8年ぶり2度目の優勝を果たした。

 ☆移住 24年に1年を通じて雪上練習ができる屋内施設があり、イタリアと時間帯が同じノルウェーに移住。首都オスロにある欧州最大級の屋内スキー場「SNO」を練習拠点に活動している。

 ☆スキー歴 生後10カ月で始めており、年齢とほぼ同じスキー歴28年。理由は愛好家の父・行訓さん、母・則子さんが「歩いてから何年か後だと、変な理屈が入る」と考えたから。

 ☆日記 小1の時に山林で捕ったカブトムシやクワガタの観察日記を書き始め、それが乗じてウオータージャンプ練習日記、そしてモーグル日記へと発展。日々の練習内容、試合結果の分析等を書くことで頭を整理したことが、競技力向上にもつながった。

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