【スケルトン】ゼレンスキー大統領 「追悼ヘルメット」で失格のウクライナ選手に国家自由勲章を授与へ

[ 2026年2月13日 03:17 ]

ミラノ・コルティナ五輪

練習で追悼ヘルメットを着用するヘラスケビッチ(AP)
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 ウクライナのゼレンスキー大統領は12日(日本時間13日)、ミラノ・コルティナ五輪でロシアの攻撃により命を落とした母国のアスリートたちの顔写真を貼ったヘルメットの使用を巡り、競技開始直前に失格となったスケルトン男子のウクライナ代表ウラジスラフ・ヘラスケビッチ(27)に国家自由勲章を授与することを決めた。

 ゼレンスキー氏は自身のXで「戦没したウクライナ選手たちの肖像を刻んだ彼のヘルメットは、敬意と追悼の意を示すものだ。いかなる規則も破られていない」などと言及。「彼の行動を誇りに思う。勇気を持つことは、どんなメダルよりも価値がある」とし、「自由勲章」をヘラスケビッチに授与すると発表した。

 ヘラスケビッチは同日の競技開始直前、会場で国際オリンピック委員会(IOC)のコベントリー会長と面会後、失格を告げられた。チームはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する方針。IOCは「いかなる広告、主義思想の宣伝も身体、競技ウエア、アクセサリーに表示してはならない」と定める五輪憲章に抵触するとして、競技本番でのヘルメット着用を認めない考えを示していた。

 失格を受け、ヘラスケビッチは「この決定はロシアの主張に沿うものだ、とコベントリー会長には伝えた。今この五輪が開催できているのは、まさに(亡くなった選手の)犠牲があるからだ。IOCがこれらの選手の記憶を裏切ろうとしても、私は裏切らない」と反発していた。

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