【スノーボード】ビッグエア 出場4人全員が決勝進出 なるか“日の丸飛行隊”以来の表彰台独占

[ 2026年2月7日 05:30 ]

ミラノ・コルティナ五輪 スノーボード男子ビッグエア予選 ( 2026年2月5日    リビーニョ・スノーパーク )

<スノーボード>ビッグエア予選で高い飛び出しを披露する荻原大翔(AP)
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 スノーボード男子ビッグエア(BA)予選が5日にリビーニョ・スノーパークで行われ、ギネス世界記録の6回転半技を持つ荻原大翔(20=TOKIOインカラミ)が計178・50点の1位で、7日(日本時間8日未明)の決勝に進出した。他の日本勢も木村葵来(21=ムラサキスポーツ)が3位、長谷川帝勝(20=TOKIOインカラミ)が5位、木俣椋真(23=ヤマゼン)が10位で通過。7日の決勝では表彰台独占を狙う。

 日本勢は4人全員が予選上位12人による決勝に進んだ。表彰台を独占すれば、冬季五輪では72年札幌大会のノルディックスキー・ジャンプ70メートル級の笠谷幸生、金野昭次、青地清二の「日の丸飛行隊」以来2度目の快挙となる。今大会は男子ビッグエアをはじめ、同女子、男女ハーフパイプにも表彰台独占の可能性があり、スノーボード勢の活躍に注目が集まる。

 《3位・木村 最後にスイッチバック1980決めた》今季は高い安定感を誇る木村は、冷静な戦略で3位通過。「いつものW杯と同じくらいの緊張感でやれたので良かった」と振り返った。他の選手が1回目から5回転半を試みる中、1、2回目は5回転技で手堅くスコアを整え、「1800(5回転)を2つ決めれば上がれると思っていた」。最終3回目にはスイッチバック1980を決め、単発の得点としては2位タイの91.50点をマーク。決勝に向けて「最低でも2方向の1980は必要なので、戦っていきたい」と話した。

 《長谷川 体調不良続くも意地見せ5位突破》23年世界王者の長谷川は、後がなかった3回目にフロントサイド1800を確実に決めて突破。2回目は転倒したものの「正直凄く冷静で、申し訳ないですけど、見ている人の方がドキドキしているんじゃないかなと思っていた」と話す余裕ぶりだった。昨年末から体調不良に陥り、イタリア入り後も「下痢が続いている」状況。逆境をはね返して世界王者の意地を見せ「決勝も自分のすべきことをやるだけ。見ている人をドキドキ、ハラハラさせる滑りをしたい」と予告した。

 《苦労人・木俣 1本目不調も10番手で通過》25年世界王者の木俣は10番手での通過。1、2回目は技の精度を欠いて得点が伸びなかったが、最終3回目はバックサイド1980をクリーンに決め、力強く拳を握った。前回の22年北京五輪はあと一歩で出場を逃し、翌シーズンは強化指定から脱落。23歳の苦労人は「1本目は思わぬ形で点数が伸びなかった。調子は良かったので、2、3本目は自信を持って滑ったが、ちょっと(得点が)足りなかったかな」と話したが、その後は1人に抜かれただけで無事決勝に進んだ。

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