村瀬心椛が今季初V「難しいコンディションで優勝できて自信になった」スノボ女子五輪2種目制覇へ弾み

[ 2026年1月20日 04:39 ]

スノーボードW杯スロープスタイル第2戦 ( 2026年1月18日    スイス・ラークス )

今季初優勝を果たした村瀬心(AP)
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 決勝が行われ、女子はミラノ・コルティナ五輪代表が確実な村瀬心椛(ここも、21=TOKIOインカラミ)が77・55点をマークし、ビッグエアも合わせて今季初優勝を果たした。通算8勝目。男子は17歳の木村悠斗(ヨネックス)が81・95点でW杯初の表彰台となる2位に入った。いずれも五輪代表が確実な木俣椋真(23=ヤマゼン)は5位、木村葵来(21=ムラサキスポーツ)は8位、女子の深田茉莉(19=ヤマゼン)は7位、岩渕麗楽(24=バートン)は10位だった。

 強風で競技開始が大きく遅れ、中止の選択肢もあったという女子の決勝。村瀬心は試合前練習から手応えがあり「(関係者ら)みんなで話し合った時に“やりたいです”と言って、本気で挑んだ」と明かした。総合滑走力が問われる種目で2回のランを完遂し、見事に頂点に立った。

 ジャンプセクションでの安定感が際立った。少しでも空気抵抗を減らすため、零度前後の気温でも上着を脱ぎ「とにかく小さくなることを意識した」と通常より体を丸めて回転。2回目には横3回転技を成功させ「今季一番難しいコンディションで優勝できて、自信になった」と言う。

 昨季から始まった五輪代表選考レースの最終戦。いずれも序盤に表彰台に上がれない時期はあったが乗り越え「本当に学ぶことが多かった」と振り返る。純粋にスノーボードを楽しむ大切さを胸に刻み「自分らしく滑るだけ」と思えるような精神状態が整った。

 五輪に照準を合わせ、約1週間後の冬季Xゲームを回避することは考えなかった。「強い気持ちで最大限の滑りをする」。ビッグエアとの2種目制覇を狙う祭典を前に、もう一段階ギアを上げる。

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