SP悔し涙の坂本花織 3位決着知って取材現場で泣き崩れる「枯れるぐらい泣いている…」うれし涙の表彰台

[ 2025年12月6日 21:35 ]

フィギュアスケートGPファイナル最終日 ( 2025年12月6日    名古屋市・IGアリーナ )

<GPファイナル最終日>女子フリー、演技を終え中野コーチ(左)から労いを受ける坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日が名古屋市内で行われ、女子フリーにショートプログラム(SP)5位の坂本花織(シスメックス)が、逆転3位で銅メダルに輝いた。

 坂本は2番滑走で登場。「愛の讃歌」に乗って冒頭のダブルアクセルから全てのジャンプを着氷。大きなミスなく終えた。中野園子コーチらと入念に確認した動きを、本番でも見事に実行した。演技が終わると、やり切った表情で、笑顔を見せながら大きく息をついた。合計で218.80点となった。

 演技を全て見届けた上で3位が決まると、坂本は取材エリアで泣き崩れた。「良かった、滑り込み…。このグランプリで枯れるぐらい泣いている…」とうれし涙をこらえきれなかった。

 前日5日のSPでは冒頭の3回転ルッツが2回転となり、規定によって0点となった。「練習でもしないミス。何が起こったか分からなかった」。まさかの失敗を引きずらずに何とか立て直したが、信じられない事態に大粒の涙がこぼれた。

 「ファイナルはどうもうまくいかんなあって。なんでかなあて思っちゃうくらい」

 3年前のGPファイナルはフリーで崩れて5位。2年前は初優勝を飾ったが、昨年は3位だった。相性の悪さを感じながらも、五輪選考も兼ねる中、とどまるわけにはいかなかった。中野園子コーチからは「明日はうれし泣きできるようにしよう」と声を掛けられ「嫌な気持ちは今日に置いておいて。明日になったら切り替えます」と前を向いた。

 その成果が出て、最後はうれし涙の銅メダル。最高の笑顔で表彰台に乗った。

 ▽ミラノ・コルティナ五輪代表選考 各3枠の男子と女子は全日本選手権の優勝者が自動的に代表入り。2人目は全日本2、3位やGPファイナルの日本勢上位2人、全日本終了時点で国際スケート連盟(ISU)公認のシーズン最高得点の上位3人から選ぶ。3人目は全日本終了時の世界ランキングや日本スケート連盟独自の国際大会ポイント上位3人などを選考対象に加える。2枠のペアは全日本1、2位と全日本終了時の世界ランキング、シーズン最高得点の最上位から総合的な判断で選出。

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