フィギュア五輪前哨戦 超し烈女王争い!17歳中井が涙の2位 坂本3位うれし涙 5位転落千葉はぼう然

[ 2025年12月6日 22:10 ]

フィギュアスケートGPファイナル最終日 ( 2025年12月6日    名古屋市・IGアリーナ )

<GPファイナル最終日>女子フリー、(左から)中井亜美、アリサ・リュウ、坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日が名古屋市内で行われ、6選手で競う女子フリーに日本人4選手が登場し、し烈な女王争いを演じた。

 ショートプログラム(SP)で5位(69.40点)になった坂本花織(シスメックス)が2番滑走。SPでは悔し涙を我慢できず「プレッシャーというより、自分に負けてしまった」と語ったが、フリーでは冒頭のダブルアクセルから全てのジャンプを着氷。大きなミスなく終え、合計で218.80点となった。

 3番滑走の渡辺倫果(三和建装・法大)はSPは70.68点。フリーでも大技トリプルアクセルを成功させるなど、全体的にそつなくこなし、合計207.14点だった。

 注目は4番滑走の17歳・中井亜美(TOKIOインカラミ)。シニア初年度でファイナルを制すれば05年の浅田真央、18年の紀平梨花に次ぐ日本勢3人目の快挙で、SPは73.91点だった。フリーでは、SPで着氷が乱れた大技トリプルアクセル(3回転半)を決めるなど躍動。ミスは最小限にとどめ、合計で220.89点となり、涙を流して喜んだ。

 会場には憧れの浅田真央さんも来場。中井に拍手を送る一幕があった。

 そしてラスト6番滑走は、昨季世界選手権3位の千葉百音(木下グループ)。ノーミスのSPは自己ベストを大幅に更新する77.27点をマークした。この日は序盤にジャンプの失敗が続き、点数を伸ばせなかった。演技が終わるとぼう然とした表情で笑顔はなし。合計210.22点で5位に沈んだ。

 1位はアリサ・リュウ(米国)となり、2位は中井、3位は坂本となった。坂本は3位を知ると、涙を流して喜んだ。

 五輪の前哨戦とも言える今大会。来年2月のミラノ・コルティナ五輪の代表争いへは、今大会の結果が大きく左右するだけに重要な一戦だ。日本勢で上位2枠に入れば、し烈を極める代表選考で大きな前進となる。

 ▽ミラノ・コルティナ五輪代表選考 各3枠の男子と女子は全日本選手権の優勝者が自動的に代表入り。2人目は全日本2、3位やGPファイナルの日本勢上位2人、全日本終了時点で国際スケート連盟(ISU)公認のシーズン最高得点の上位3人から選ぶ。3人目は全日本終了時の世界ランキングや日本スケート連盟独自の国際大会ポイント上位3人などを選考対象に加える。2枠のペアは全日本1、2位と全日本終了時の世界ランキング、シーズン最高得点の最上位から総合的な判断で選出。

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