【柔道GS東京】男子100キロ級の新井道大は準優勝 パリ五輪銀メダリストに一本負け「情けないッスね」

[ 2025年12月6日 20:56 ]

柔道グランドスラム(GS)東京大会第1日 ( 2025年12月6日    東京体育館 )

男子100キロ級決勝でイリア・スラマニゼ(右)に敗れた新井道大(撮影・河野 光希)
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 男子100キロ級のホープ、新井道大(20=東海大)は、決勝で24年パリ五輪銀メダルのスラマニゼ(ジョージア)に一本負けし、準優勝だった。新井は昨年の3位、一昨年の準優勝に続いて優勝を逃した。

 決勝は「組んで(相手の)足が上がった瞬間にいけると思った。油断だった」と振り返った。払い腰のような背負い投げで、きれいに畳に落とされた。「非常に情けないッスね。それだけです」と、ぶ然とした表情で話した。

 引退し、プロレスに転向した東京五輪金メダルのウルフ・アロンの後継者として、早くから期待されてきた。6月の世界選手権で銀メダルを獲得。今大会では優勝を期待された。ターゲットにしてきたのは、世界選手権決勝で敗れたカニコフスキ(ロシア)。ただ「彼だけ見ていると、足をすくわれる」と油断はなかったはずだった。

 だが、準決勝でカニコフスキを破ったスラマニゼに一本負け。「意識していたけど、ああいうふうに負けて…」。決勝は「(相手に)合わせずにいけと言われたけど、どうしても見てしまった」と振り返った。

 世界選手権後、学生の団体戦で反則負けをし「落ち込んで、柔道が怖くなった」と言う。そこから復活し「(学生相手に)勝つことが当たり前じゃない。初心に返れた」とつらい日々も乗り越えてきた。

 「少し浮かれていたのかな…。死ぬ気でやらないと。自分にムチを打って」。勢いに乗りつつあったホープが、再び挫折を味わった。だが、20歳の才能には、やり直す時間がまだ十分にある。

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