絶対王者マリニンに脱帽 鍵山優真「この悔しさを忘れず」佐藤駿「別の競技…。次元が違う」日本勢の高い壁

[ 2025年12月6日 21:11 ]

フィギュアスケートGPファイナル最終日 ( 2025年12月6日    名古屋市・IGアリーナ )

<GPファイナル最終日>男子フリー、ジャンプを決めガッツポーズのイリア・マリニン(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日が名古屋市内で行われ、男子フリーに鍵山優真(22=オリエンタルバイオ・中京大)、佐藤駿(21=エームサービス・明大)が登場したが、絶対王者イリア・マリニン(21=米国)に抜かされて優勝はならなかった。

 “4回転の神”と呼ばれるマリニンはSPで超大技を決められず3位となったが、圧巻の演技を披露。序盤にフリップ、アクセル、ルッツ、ループの単発4回転を成功させ、基礎点の上がる後半には4回転ルッツ―1回転オイラー―3回転フリップ、トーループの4―3回転、4回転サルコー―3回転半のコンビネーション技を全て成功させた。フリーは仰天のスコア238.24点で自身が持つ世界最高点を更新。合計332.29点も自己ベストに僅差の得点をたたき出し、逆転優勝を飾った。

 合計で302.41点で2位となった鍵山は「正直、めっちゃ悔しいが、イリア選手が物凄い演技をしたり、駿もシーズン続けて良い演技をしているので刺激をもらいまくり。自分ももっと良いパフォーマンスをしていきたい」と率直な思いを語り、「改善点はたくさんありますが、ひとまず良くできた部分をしっかり伸ばしていきたい。この悔しさを忘れずに全日本で良いパフォーマンスをしたい」と加えた。

 またフリーで自己ベストを出し、合計292.08点の佐藤はマリニンの感想について「別の競技というか…。次元が違う」と絶句。力の差を痛感していた。

 五輪前哨戦となる頂上決戦。SPでは世界選手権2連覇中でファイナルV3が懸かる強敵マリニンと14・72点差をつけた。マリニンがシニア転向後の22~23年シーズン以降、直接対決で初めて勝つチャンスで「せっかくつかんだチャンスを逃さないように」と意気込んでいたが、絶対王者の壁は高かった。

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