ウルフ・アロン「勝ち逃げしてやろうかな」出場権獲得した現役最後の全日本選手権へ優勝宣言

[ 2025年3月3日 20:08 ]

「UNIVAS AWARDS 2024-25」表彰式でプレゼンターを務める柔道のウルフ・アロン(撮影・前川 晋作)
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 大学スポーツ協会(UNIVAS)は3日、東京都港区の品川インターシティホールで年間表彰式「UNIVAS AWARDS 2024―25」を開催した。

 柔道男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフ・アロン(29=パーク24)がゲストとして出席。パリ五輪フェンシング女子フルーレ団体銅メダルの宮脇花綸(28=三菱電機)、ハンドボール元日本代表の土井レミイ杏利氏(35)とともに表彰式のプレゼンターを務め、その後のトークセッションでも会場を盛り上げた。

 ウルフは2日に福岡武道館で行われた九州柔道選手権で5位に入り、全日本選手権(4月29日、日本武道館)の出場権を獲得。準々決勝で敗れたが、出場権決定戦に勝ってなんとか上位6人の九州地区代表入りを決めた。「ギリギリでした。ぶん投げられましたね。恥ずかしかったです」と苦笑い。「全日本選手権出場が目標だったので、それができるレベルの仕上がり具合だった」と冷静に振り返り「こういう状態になったら投げられると自分の中で認識できたので、これを無駄にすることなく準備していきたい」と前を向いた。

 全日本実業団体対抗大会(6月7~8日、北海道立総合体育センター)での現役引退を明言しており、個人戦では全日本選手権が現役最後の“引退試合”となる。「楽しみますよ。最後の個人戦なので、優勝できる状態に仕上げて試合に臨みたいと思います」。体重無差別で争われるため、減量する必要がなく現在は120キロを超えているという。「あと10キロぐらい落として、ベストなパフォーマンスできる体に仕上げたい。2カ月間準備すれば、勝てない選手はいない」と自信ものぞかせた。

 2019年以来6年ぶり2度目の優勝を見据え「全日本選手権でもう一回優勝したいという思いが高まってきた」という。集大成の舞台へ向け「僕が優勝して引退して、やり返しができないようにしたい。勝ち逃げしてやろうかな」と有終の美を宣言した。

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