イリア・マリニンらが追悼の演技 米フィギュア界が航空機事故の犠牲者悼むイベント

[ 2025年3月3日 10:47 ]

演技を終えて泣き崩れるイザベラ・アパリシオさん「(AP)
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 1月に米ワシントン近郊でアメリカン航空の旅客機と陸軍ヘリコプターが衝突した事故で犠牲となった、フィギュアスケート関係者28人を含む67人を追悼するチャリティーイベント「レガシー・オン・アイス」が2日、開かれた。

 遺族らへの支援を目的としたイベントはNBAウィザーズとNHLキャピタルズの本拠キャピタルワン・アリーナで開かれ、米フィギュア界の新旧スター選手、犠牲者の家族や関係者、墜落現場で救助作業に従事した救急隊員らが出席。1日に同アリーナで対戦したキャピタルズとライトニングの選手も参加した。

 ともに五輪金メダリストのクリスティ・ヤマグチさん、ブライアン・ボイタノさんが司会を務め、男子の昨季世界選手権覇者イリア・マリニンや、女子の昨季GPファイナル優勝のアンバー・グレンらが追悼の演技を披露。ボードには犠牲者を表す67個の星が描かれ、選手たちは演技を始める前にリンクサイドに花を供えた。

 事故で父と兄を亡くした13歳のイザベラ・アパリシオさんは演技を終えると氷上で泣き崩れた。同じく犠牲となった94年世界選手権ペア金メダリストのワジム・ナウモフさんとエフゲニア・シシコワさんの息子、マキシム・ナウモフも涙を流した。会場にはすすり泣きが漏れ、ボイタノさんは「自分たちにはまだ力がある。スケーターとして、逆境に屈しないよう、ポジティブな、前に進む道を常に見つけるよう学んできた」とあいさつ。マリニンは「ニュースを聞いて本当にショックだった。コミュニティー全体として、みんなが思い出せるような何かを残したかった」とイベントの意義を強調した。

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