【リーグワン】東京SG・堀越主将「うまく組まれると強力」19日に対戦・静岡のスクラムを警戒

[ 2024年4月15日 19:12 ]

19日の静岡戦に向けて取材に応じる東京SGのフッカー堀越康介主将
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 ラグビーリーグワン1部の東京SGが15日、東京都府中市で報道陣に練習を公開。勝てば3季連続のプレーオフ(PO)進出が決まる19日の静岡戦(東京・秩父宮ラグビー場)に向け、フッカー堀越康介主将は「まだPOが決まっているわけではないので、必ず勝ちたい」と意欲を燃やした。

 相手の静岡は日本代表で長らくFWコーチを務めた長谷川慎氏が今季から復帰。スクラムは強力で、堀越自身も昨秋のW杯までの代表活動でその深淵に触れただけに、「独特の組み方で、うまく組まれると強力。組む前の形で(優劣が)決まってしまう」と警戒した。

 昨季までの共同体制から、1人主将となった今季はプレー面でも好調ぶりが目を引く堀越。本人も「走れている。ワークレートが高くなり、フィジカルも外国人選手に勝てている」と明かした上で、その理由にフィジカル面の強化を挙げた。

 以前は毎シーズンのように下半身の故障があったため、シーズン中のウエートトレーニングを自重。一方で今季はS&Cコーチらと面談の上、継続してスクワットなどのウエートトレーニングを実施しているという。この結果、体重の増減もほとんどなく、コンディションを維持。13日の三重戦は出場72分間で6キロを超える走行量があったといい、「信じてやり切って良かった」と話した。

 シーズン終盤戦、そしてプレーオフは主将として一つの判断、選択が勝敗を左右する重要な局面が待ち受ける。「やってきたことの精度と強度を上げたい」と話した堀越。走り勝つラグビーを標榜するスタイルだけに、「あとは暑くなれば最高のコンディションになる。後半に一番走れるのがウチなので」とPOの行われる初夏が待ち遠しい様子だった。

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