松山英樹「グリーンが見た目より速くなくて苦労した」 通算7オーバーでフィニッシュ

[ 2024年4月15日 05:42 ]

米男子ゴルフツアー マスターズ最終日 ( 2024年4月14日    米ジョージア州 オーガスタナショナルGC=7555ヤード、パー72 )

通算7オーバーで大会を終えた松山英樹(AP)
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 最終ラウンドが行われ、首位と12打差の28位から出た21年大会覇者の松山英樹(32=LEXUS)は1バーディー、3ボギーの74で回り、通算7オーバーで大会を終えた。競技終了時点では39位だった。

 巻き返しを期してスタートした松山は6番パー3でグリーンを外してボギーが先行。9番で6メートルをねじ込んでスコアを戻して折り返した。しかし、続く10番でティーショットを左に曲げて2打目はフェアウエーに戻すだけ。3打目もグリーンに乗らず再びスコアを落とした。14番も2メートルを外してボギー。最終18番はバンカーからの2打目をピンまで5メートルに寄せたが、わずかに外れてパーで終わった。

 中継局のインタビューには、「グリーンのコンディションは見た目よりあまり速くなくて、そこで苦労して対応できなかった」とパットに悩まされた1日を振り返った。

 好調をキープしたまま大会に臨んだものの、マスターズ2勝目は遠かったが、「自分のコンディションにプラス、その年のコースとの相性もある。相性が良ければチャンスはある」とも感じた。今後に向けては「ショットもパットももう少し時間がかかりそうだったので、まずは練習できる体にしっかり戻したい」とし、「飛距離という意味ではここ2年間飛んでいなかったものが、ちょっとずつ戻りつつあるのが実感できた。それをしっかり継続したい」と話した。

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