【リーグワン】東京SGのSO高本幹也「判断や自信を高めたい」勝てばPO決定の19日・静岡戦へ意欲

[ 2024年4月15日 18:47 ]

19日の静岡戦に向けて意気込みを語る東京SGのSO高本幹也
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 ラグビーリーグワン1部の東京SGが15日、東京都府中市で報道陣に練習を公開。勝てば3季連続のプレーオフ(PO)進出が決まる19日の静岡戦(東京・秩父宮ラグビー場)に向け、SO高本幹也は「特に気にしていない。(レギュラーシーズン残り)3試合、勝ち点5を取って勝つことしか考えていない」と自然体を強調した。

 静岡とは1月の対戦で勝利も、29―25と苦戦を強いられ、終了間際のトライで逆転する辛勝だった。相手は日本代表で長らくFWコーチを務めた長谷川慎氏が指導するセットプレーが何よりの強み。高本も「セットプレーが強いチームなので、なるべく(スクラムを)組ませない展開にしたい」とゲームプランを明かした。

 帝京大出身で昨年4月に入団した高本は、今季はリーグデビューから全13試合に先発出場。司令塔の大役を任され、成功と失敗を繰り返しながら10勝3敗の3位に付けるチームをけん引してきた。自己評価については「前半戦は20、30点くらい。今はやっと50、60点くらい」と辛口ながら、「毎試合毎試合、違うシチュエーションで学ばせてもらっている」と成長を実感。田中澄憲監督も「ラグビー小僧。成長意欲が強い」と評価した。

 より強度と緊張感が高まるプレーオフに向け、静岡、2位のBL東京、昨季王者の東京ベイと続くレギュラーシーズンの残り3戦は、チームと個の能力や完成度を高める絶好の機会。高本も「POは一つの判断で勝敗が決まる。それまでに判断や自信を高めたい」と意欲を燃やした。

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