【マスターズ】丸山茂樹がシェフラーを絶賛「アーノルド・パーマーの進化版」2年ぶり2度目の優勝

[ 2024年4月15日 17:22 ]

マスターズを制し、大勢のパトロンを背に顔を覆喜ぶシェフラー(AP)
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 男子ゴルフの丸山茂樹(54=セガサミーホールディングス)が15日、千葉・北谷津ゴルフガーデンで行われたシニア大会「レジェンドカップin北谷津」出場後取材に応じ、海外メジャー初戦マスターズで2年ぶり2度目の優勝を飾ったスコッティ・シェフラー(米国)を絶賛した。

 シェフラーと言えばインパクトの瞬間に右足が動く個性的なスイングの持ち主だが「足の動き以外はパーフェクトなところから(クラブが)下りてくるし、スイングプレーンも奇麗。フェースコントロールも凄い。データだけ見ればタイガー以来のストライカー」とタイガー・ウッズを引き合いに高評価した。

 今年のマスターズは予選ラウンド2日間は強風が吹き荒れ、決勝ラウンドは固くなったグリーンに各選手が手こずった。その中でシェフラーはただ一人2桁アンダー(通算11アンダー)をマークして、2位に4打差を付けて圧勝した。

 丸山は「パットが不調になっても復調してくれるのは考え方も素晴らしい。ドライバーもフェアウエーウッドもアプローチも文句なしにうまい。アーノルド・パーマーの進化版」と賛辞を並べた。

 21年以来2度目の優勝を期待された松山英樹は38位に終わったが、前週のバレロテキサスオープン直前に腰、背中、手首、親指などに痛みが出たことが不調の要因になったのではないかと見ている。「前週に体を痛めたのが響いたのかな。体の動きが珍しく悪かった。強い風の中でコントロールができていなかった感じもする」と分析し「スピースやホブランら多くの選手が、あの風でメンタルが挫折した中でも、最後まで諦めず最下位でも予選を通過した。頑張る姿にいつも感心する」と話した。
 

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