【Wリーグ】デンソー初Vならず 遠かった全日本選手権に続く2冠 高田真希「このチームで勝ちたかった」

[ 2024年4月15日 23:05 ]

 Wリーグプレーオフ ( 2024年4月15日    東京・武蔵野の森スポーツプラザ )

<Wリーグ 富士通・デンソー>悔しそうな表情のデンソー・馬瓜エブリン、高田(右)ら(撮影・西海健太郎)
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 2戦先勝方式の決勝第3戦が行われ、デンソー(レギュラーシーズン2位)が富士通(同1位)に79―89で敗れ、初優勝を逃した。

 第2戦で勝利した勢いに乗れなかった。リバウンド数21対33とゴール下の戦いで劣勢に立たされたことが響いた。第1クオーターは22―23と互角の展開も、第2クオーターでは最大12点のリードを許し、前半を36―45で折り返した。後半でも巻き返せず、初優勝を果たした昨年12月の全日本選手権に続く2冠とはならなかった。

 日本代表の馬瓜エブリン(28)が両チーム最多の23得点で奮闘。この日12得点でプレーオフのベスト5に選出された赤穂ひまわり(25)は「昨日は良い試合ができたが、ディフェンスで後手に回ってしまった」と肩を落とした。

 高田真希(34)は20得点で最後までチームを引っ張った。「悔しい気持ちはある。このチームで勝ちたかった」と唇をかんだ。6季ぶりに決勝進出を果たしたチームの成長については「この負けを次につなげていくことが大事。悔しい気持ちを身につけていけばチャンスがある。次はものにしたい」と前を向いた。

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