【さいたま巡業】琴ノ若が元大関・琴光喜の長男・田宮愛喜に胸出し「負けてられないですね」後輩から刺激

[ 2024年4月15日 06:45 ]

<春巡業さいたまスーパーアリーナ場所>元大関・琴光喜の長男で埼玉栄高1年の田宮愛喜(中央)に稽古をつける琴ノ若(撮影・前川 晋作)
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 大相撲春巡業が14日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで行われ、大関・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)ら埼玉栄高出身力士たちが同校の相撲部員6人に稽古をつけた。

 この日、琴ノ若の呼びかけで埼玉栄高校の相撲部員たちと山田道紀監督、早苗夫人が来訪。関取衆の稽古後に、高校生の稽古が行われた。参加した関取は、琴ノ若、妙義龍(37=境川部屋)、北勝富士(31=八角部屋)、関脇・大栄翔(30=追手風部屋)、王鵬(24=大嶽部屋)、翔猿(31=追手風部屋)の6人。琴ノ若は、元大関・琴光喜の長男で昨年の中学横綱の田宮愛喜に胸を出した。

 「良い当たりしますね。圧力ありました」。1メートル76、143キロというプロ顔負けの体格を誇る逸材の当たりを受け止め「負けてられないですね」と笑顔。将来プロの土俵で対戦するかもしれない後輩に期待を込めた。

 高校生にとっては、現役の大関ら関取衆の胸を借りられる貴重な機会。琴ノ若は「これからまた試合もあるのでみんなに頑張ってもらいたいし、力になれればいいかなと思います。僕らも頑張らないといけないなと思いました」と元気な後輩たちから刺激をもらっていた。

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