【日本代表】チームディレクターに永友洋司氏、同補佐に広瀬俊朗氏が就任 エディー体制の骨格固まる

[ 2024年4月15日 17:36 ]

広瀬俊朗氏
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 日本ラグビー協会は15日、15人制男子日本代表のチームディレクターに永友洋司氏(53)、同補佐(リーダーシップ担当)に広瀬俊朗氏(42)が就任すると発表した。就任はいずれも6月1日付け。永友氏はリーグワン1部・横浜のゼネラルマネジャーを務めており、同職は5月末で退任する。

 現役時代はSHとして明大やサントリー、日本代表で活躍した永友氏は、17年には強化副委員長を務めた経験の持ち主。1月1日付けで9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチとはサントリー時代に接点があり、今後はマネジメント責任者として代表活動や代表選手所属のチームとの連携などで辣腕を振るう。

 一方の広瀬氏は、現役時代はSOやWTBとして、慶大や東芝で活躍。日本代表ではジョーンズHCが就任した12年から2年間、主将を務め、15年W杯イングランド大会では出場機会がなかったものの、歴史的3勝を挙げたチームを陰から支えた。当時からリーダーシップを高く買われており、リーダーシップ担当としてチームづくりに関わることになった。

 日本代表はジョーンズHCの下で、2月に代表候補選手のミニキャンプを実施。本格的な活動はリーグワンのシーズン終了後の6月となる見通しで、24年テストマッチ初戦となる6月22日のイングランド戦(東京・国立競技場)に向けて強化を図る。


 ▼永友洋司氏コメント「『ワールドカップを再び日本へ、アジアへ』『男女ペアでワールドカップベスト 4』『日本のラグビー人口の増加』この3つの目標を土田会長が掲げておられます。これを達成するためには強いJAPAN、子供達の目標となるJAPANの存在が必須と受け止め、エディ―・ジョーンズヘッドコーチが目指す『超速ラグビー』を全力でサポートする所存です。私はこれまでグランドの中では選手・コーチと、グランドの外では各チーム関係者・自治体・都道府県協会・パートナー企業・サポーターの皆様と一緒に仕事をしてきました。周囲の皆様に支えられ育てて頂いた経験を活かし、日本ラグビー界の発展、代表強化に精進してまいります」

 ▼広瀬俊朗氏コメント「この場に、戻ってくることができて大変嬉しいです。選手時代とは違う立場での関わりとなり、新しい扉がひらかれることが楽しみです。これまで培ってきたキャリアを活かしながら、選手・スタッフ関係者の皆さんと日本のラグビーらしさを突き詰めて、社会に対してより大きなインパクトが出せるように準備していきます。まだラグビーに関わりがない方とも一緒になにかをひらく機会を作っていけたら嬉しいです!ラグビーファンの皆様、引き続きサポートをお願いできますと幸いです」

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