西郷真央13位終戦 涙浮かべ「思ったプレーできず悔しい」

[ 2024年3月25日 07:12 ]

米女子ゴルフツアー 朴セリ選手権最終日 ( 2024年3月24日    カリフォルニア州・パロス・ベルデスGC=6447ヤード、パー71 )

西郷真央
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 最終ラウンドが行われ、7位から出た西郷真央(22=島津製作所)は3バーディー、5ボギーの73で回り、通算4アンダー、13位で、ツアー初優勝はならなかった。

 古江彩佳、西村優菜、笹生優花、勝みなみはそろって通算1アンダーで27位。稲見萌寧は通算5オーバーで52位だった。通算9アンダーで並んだライアン・オトゥール(米国)とのプレーオフで、ネリー・コルダ(米国)が1ホール目でバーディーを奪って優勝した。

 3打差を追ってスタートした西郷は強風の中、1番でいきなりボギーとつまずいた。2番、3番とバンカーにつかまりながらパーでしのいだが、5番で再びボギー。7番パー5でこの日、初バーディーで前半を37で折り返したが、後半もスコアを一つ落とし、優勝争いに絡めないままラウンドを終えた。

 中継局WOWOWのインタビューで、西郷は「18ホールを通して凄い悔しいプレーだった。思ったプレーができず悔しい」と風で苦しんだ1日を振り返ると、目頭を押さえた。その後も涙を浮かべながら「スタートホールから思った距離が飛んでいなかった。焦りもあって、自分が思ったショットで結果が出せなかった」と絞り出した。今季本格参戦した米ツアーは今回が3試合目。課題を実感し、「こういうタフなコンディションでもグリーン周りでパーセーブできるように、アプローチの精度だったり、引き出しを増やしたい。来週に向けてしっかり気持ちを切り替えたい」と必死に前を向いた。

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