【ラグビーW杯】サベア、モウンガ、B・バレット…リーグワン所属選手の活躍でNZがアイルランド撃破

[ 2023年10月15日 09:16 ]

ラグビーW杯フランス大会準々決勝   ニュージーランド28―24アイルランド ( 2023年10月14日    サンドニ )

4強入りが決まり喜びを爆発させるサベア(AP)
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 単独最多の4度目の優勝を狙う世界ランキング4位のニュージーランドが、同1位のアイルランドに28―24で勝利。4大会連続9度目の4強入りを果たした。20日の準決勝ではアルゼンチンと対戦する。 試合結果

 下馬評ではやや不利と見られていたオールブラックスは、今季リーグワンでプレーする選手が軒並み活躍を見せた。その筆頭が神戸に加入するNo・8アーディー・サベア。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも輝き、「今週に懸けていた。チームメートを誇りに思う」と振り返った。

 見せ場は前半33分。右エッジで攻撃参加すると、CTBイオアネのラストパスを受け取り右隅へダイビングトライ。その他にもSH顔負けのボックスキックに、得意のジャッカルでピンチを脱出する場面もあり、「ラグビーでは時々あることで、直感的にプレーした」とバックス顔負けのスキルを振り返った。

 フル出場でゲームをコントロールし、勝利に導いたのはBL東京に加入するSOリッチー・モウンガ。後半13分、自陣ラインアウトからの攻撃でわずかなディフェンスの隙を見つけて裏へ抜け出すと、サポートしたWTBジョーダンのトライをアシスト。1ゴール1PGと右足でもきっちりと仕事をこなし、「アイルランドは世界でベストのチーム。今日は自分たちもベストでなければならなかった」と振り返った。

 そしてサントリーに所属した21年以来、3季ぶりに来日してトヨタでプレーするFBボーデン・バレットは、自ら上げたショートパントを再獲得し、強烈なタックルを浴びながらもボールをキープ。その直後のWTBファインガアヌクのトライにつなげた。シンビンを受けたもののSHアーロン・スミス(トヨタ)、フランカーのシャノン・フリゼル(BL東京)も勝利に貢献。日本代表は敗れたものの、引き続きリーグワン勢の活躍に注目だ。

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